【Hima Art Utility】プラグインをバージョン6.0へ更新しました。
本バージョンではWordPress7.0への対応、現行機能の改修、設定画面の使いやすさの改善とともに、たくさんの追加機能があります。
以下が更新内容です。
不具合修正・調整など
背景画像機能の変更
これまでのバージョンではサイト全体の背景画像の適用と位置の調整、編集画面で無効にする機能などを提供してきましたが、最近のWordPressで標準搭載されているブロックテーマのサイトエディター内で背景画像の設定や調整を行う機能が確立したため、編集画面で無効にするかどうかの選択機能のみを残すことにしました。
また、この編集画面で背景画像を無効にする機能について、旧来のバージョンでは「サイトエディター」「編集画面」「ブロックインサーター」すべてで無効になる仕様でしたが、「編集画面」と「ブロックインサーター」のみ無効にし、「サイトエディター」では設定した背景画像が適用されるようにしましたので、サイト編集時に一時的に背景画像ありの状態に戻すといった手間がなくなりました。
独自アイコン機能(設定画面側)の不具合改修
独自アイコンが無効の場合に、本プラグインのブロックオプション設定などでアイコンピッカーが非表示になる代わりに出るエラーを修正しました。
フィルターフックの追加
以下のプログラムで、テーマのfunctions.phpから変更ができるフックを追加しました。
- ha-ad-infoショートコードで文字列を変更する(haup_ad_info_text_filter)
- フリーワード検索ショートコードで検索文字数を変更する(haup_freeword_search_word_count_filter)
- Google Adsense自動広告のユーザー権限を変更する(haup_disable_adsense_cap_filter)
- REST API 制限機能で許可するルートを追加する(haup_allowed_rest_routes_filter)
各フックの使い方についてはその機能の設定画面上にコード例を掲載するようにしています。
XML-RPC API通信を無効にする機能の改修
XML-RPC API通信を無効にする機能で、現状の措置に加え、.htaccessへの追記を行うようにしました。
これにより、サーバーサイドでの防衛が可能となり、より強固に無効にすることができるようになります。
権限による条件分岐の変更
本プラグイン内でユーザー権限による条件分岐を行う際に数か所あった権限グループによる判別を、権限(できること)による分岐を行うように変更しました。
これにより、権限グループによる曖昧な判別がなくなり、より正確に条件分岐が行われるようになります(今までも特に問題はありませんでしたが念のために改修しました)。
例:administrator(権限グループ) → manage_options(権限)
カテゴリーの一択機能の不具合対処
カテゴリーの一択機能を有効化した際に、クイック編集画面で注意書きが複数表示される不具合を解消しました。
メディア関連の機能の変更
設定メニューの移行
メニュー内にメディアの操作に関連する項目が散在しているため、「メディア」メニューを新設し、以下の9項目を移動しました。
移動した以下の設定項目は新しい設定情報として保存されるようになるため、今までの設定が引き継がれません。プラグインの更新後に再設定を行ってください。
| 設定項目の名称 | 移行元(5.9以前) | 移行先(6.0以降) |
|---|---|---|
| 「-scaled」ファイルを生成しない | 便利機能→基本機能の制御 | メディア→アップロード |
| メディアページへの直接アクセスをリダイレクト | 便利機能→基本機能の制御 | メディア→出力 |
| メディアページをnoindexにする | 便利機能→基本機能の制御 | メディア→出力 |
| 動画ブロックのダウンロードを無効にする | 便利機能→基本機能の制御 | メディア→出力 |
| 自身のメディアのみ表示する | 便利機能→管理画面のコントロール | メディア→メディアライブラリ |
| メディア一覧へサイズを表示する | 便利機能→管理画面のコントロール | メディア→メディアライブラリ |
| メディア一覧へその他の情報を表示する | 便利機能→管理画面のコントロール | メディア→メディアライブラリ |
| メディア一覧へEXIF情報を表示 | 便利機能→管理画面のコントロール | メディア→メディアライブラリ |
| メディア一覧を無限スクロールにする | 便利機能→管理画面のコントロール | メディア→メディアライブラリ |
新機能の追加
メディアに関する新たな機能をいくつか追加しました。詳細は本ページ下部の「メディアの管理機能追加」をご覧ください。
設定画面の改修
設定画面全般
プラグイン設定画面で、親子メニューが存在する項目について、親メニューを無効にした場合に子メニューをグレーアウトさせ、関連する設定であることが明確になるようにしました。
また、WordPress7.0でコード編集画面のコードチェック機能(CodeMirror)が変更となり、本プラグインのコード編集項目へ付加したコードチェック機能との干渉で不都合が発生し、エラーでないものがエラーと表示される不具合が出ましたので、機能を見直して解消しました。
.htaccessへの追加を行う設定のUI
.htaccessへ記述を追加する以下の機能の設定画面において、.htaccessファイルが存在するかどうかの判定と、.htaccessへの書き込み権限のチェックを行って、有効化できる場合のみ有効/無効ボタンが操作できるように改修しました。
これにより、有効化しているはずなのに機能していないという不具合が解消できます。
有効化できないサイトでは、これらの機能を自身で実装する必要があります
- XML-RPC API通信を無効にする
- 設定ファイルへの直接アクセス拒否
- すべてのコンテンツを301リダイレクトする(常時SSL通信対応)
- セキュリティヘッダーの追加
- .htaccessファイルへの高速化コード追加
CodeMirrorの表示不具合解消(WordPress 7.0対応)
Codemirror(テーマファイルエディターやプラグインファイルエディターなど)を開いた際に特定の文字(<など)が不正なコードと認識され、更新時に警告が出る不具合を解消しました。
ログイン画面スタイル機能の改修
バージョン5.9で追加した本機能について、以下のように改修しました。
管理画面への反映する画面の限定
管理画面へ反映する画面について、以下の理由から限定することとしました。
- スタイルを適用させるにあたって重複したスタイルコードを複数記述する必要があり、パフォーマンスに影響が出る可能性があるため
- 画面ごとにプラグインやテーマが発出するスタイルとの競合が起こる可能性があるため
- 無理にスタイルを割り当てることで、重要な記述が見えなくなってしまうことをさけるため
以下が管理画面に反映される画面です。
- ダッシュボード
- 一覧(投稿、固定ページ、カスタム投稿、パターン)
- コメント一覧
- メディアライブラリ
- メディアの追加
- ユーザー一覧
- ユーザープロフィール
- プロフィール編集(他者のプロフィールを編集)
- ユーザー追加
- プラグイン一覧
- テーマ一覧
なお、有効化しているテーマのfunctions.phpへ以下のコードを追加してコメントアウト(またはコメントアウトを削除)することで、画面をさらに限定したり追加したりすることができます。
function ha_change_admin_style_allowed_hooks( $allowed_hooks ){
= array(
//デフォルトで有効にしているもの(無効にする場合は先頭にコメント(//)を追加する)
'index.php', // ダッシュボード
'edit.php', // 一覧(投稿、固定ページ、カスタム投稿、パターン)
'edit-comments.php', //コメント一覧
'upload.php', // メディアライブラリ
'media-new.php', //メディアの追加
'users.php', //ユーザー一覧
'profile.php', //ユーザープロフィール
'user-edit.php', //プロフィール編集(他者のプロフィールを編集)
'user-new.php', //ユーザー追加
'plugins.php', //プラグイン一覧
'themes.php', //テーマ一覧
//これらはデフォルトでは無効になっています(適用するには、追加したいページのコメントを解除してください)。
//'about.php', //WordPressについて
//'update-core.php', //コア更新
// 投稿・パターン・メディアなど
//'post.php', // 編集画面・メディアの編集
//'post-new.php', // 新規投稿画面
//'edit-tags.php', //タグ・カテゴリー一覧
//'term.php', //タグ・カテゴリーの編集画面
// 外観
//'comment.php', //コメントの編集画面
//'nav-menus.php', //「外観」→「メニュー」
//'widgets.php', //クラシックウィジェット設定
//'plugin-install.php', //プラグインを追加
// ツール
//'tools.php', //利用可能なツール
//'import.php', //インポート
//'export.php', //エクスポート
//'site-health.php', //サイトヘルス
//'export-personal-data.php', //個人データのエクスポート
//'erase-personal-data.php', //個人データの消去
//'theme-editor.php', //テーマファイルエディター
//'plugin-editor.php', //プラグインファイルエディター
// 設定
//'options-general.php', // 一般設定
//'options-writing.php', //投稿設定
//'options-reading.php', //表示設定
//'options-discussion.php', //ディスカッション設定
//'options-media.php', //メディア設定
//'options-permalink.php', //パーマリンク設定
//'options-privacy.php', //プライバシー設定プライバシー設定
);
return $hooks;
}
add_filter('haup_login_style_with_admin_hooks_override','ha_change_admin_style_allowed_hooks');
コード追加後、追加した画面に対してスタイルコードを追加して正しく表示されるように調整する必要がありますが、複数の画面で共通のスタイルが割り当てられていることが多々ありますので、すべての確認画面を確認しながら不都合がないよう調整してください。
追加した機能
メディアの管理機能追加
メディアに関する以下の機能を追加しました。
アップロード時の同時処理機能
EXIF情報の削除機能
メディアライブラリ一覧から過去にアップロードした画像(WordPressで加工して追加される前の元画像)のEXIF情報を削除する機能を追加しました。
機能の概要と詳細については以下をご覧ください。
投稿スライダーショートコードを追加
公開済の投稿をスライド形式で表示させるショートコードを追加しました。機能については以下のページをご覧ください。
IPアドレスによるログイン画面および管理画面へのアクセス制限機能を追加
管理画面にアクセスする拠点が決まっているサイトでは強力な不正ログイン防止を行うことができます。
機能の概要については以下をご覧ください。
wp-config.phpへの直接アクセス拒否機能を追加
設定ファイルを参照されることがないようにする機能を追加しました。
機能の詳細については以下のページをご覧ください。
グループスタイルを追加
条件分岐により出力/非出力を切り替える
権限によって表示/非表示を切り替えたいブロックをグループ化し、スタイルタブでボタン選択するだけで、簡単に権限のないユーザーには表示させないようにする機能を追加しました。
以下が制限の種類です。
- 管理者権限を持つユーザーのみに表示(出力)
- 管理者権限を持つユーザーには、編集画面・表示画面の両方でコンテンツ全体が赤枠とメッセージタブが表示され、どこが制限コンテンツなのかが分かるようにしています
- ログインしているユーザーのみに出力
- 編集画面では青枠とメッセージタブで制限コンテンツであることが表示され、表示画面ではログインユーザーには内容が表示され、非ログインユーザーには何も出力されないようにしています
- ログインしているユーザーのみに出力(ログインすると見れるコメントとログイン画面へのリンクを表示)
- 2の表示画面側で、その部分がログインしているユーザーのみ表示できることを示し、ログイン画面へのリンクを表示します(この部分は任意のパターンを作り、設定画面にパターンIDを入れることでそのパターンを表示させることができます)
3の機能を使うと、ニュースサイトなどでよくある「続きを読むにはログインが必要です」というようなコンテンツを簡単に作ることができ、ページ内の複数のコンテンツを部分的に隠すことができて便利です。
いずれの場合でも、スタイルで隠すのではなく出力しないようにしていますので、制限されている状況ではHTMLソースを開いても何も出力されることはなく、秘匿性が確保できるようにしています
クリックして表示するコンテンツ
グループ化したブロック群に対してスタイルパネルで「クリックして表示」を選択するだけで、簡単にクリックしたらその内容を表示させるコンテンツを作成することができます。
クリック表示コンテンツは同一ページ内にいくつでも設定することができ、部分的に表示を一旦隠しておきたい場合に便利で、HTMLとしては出力されていますので検索エンジンのクローラーからその部分が除外されることもありません。
ただし、一旦隠す(厳密には元のコンテンツの上にCSSでオーバーレイさせてボタンを表示させる)という機構上、これが隠しコンテンツであるかどうかという判断は検索エンジンによります
なお、このグループを使用すると、以下のような情報を得ることができます(本機能のサンプルとして、以下のリスト部分をクリック表示グループにさせています。どんなものなのかクリックしてみてください)。
クリック表示グループのレポート機能
- どのクリック表示グループがクリックされたかをダッシュボードで簡易表示
- どのクリック表示グループがクリックされたかの詳細レポートを表示(HA Utilityメニュー内)
- 投稿や固定ページ一覧で、クリック表示グループが使用されているかどうかを表示
- クリック表示グループがクリックされたとき、メールで管理者へ通知する(設定画面で無効化可能)
クリック表示グループの仕様、使い方など
クリックして表示するグループスタイルについて詳しくは以下のページをご覧ください。
ファイル変更通知機能を追加
テーマファイルエディター、プラグインファイルエディターを通じて記述の変更があった場合にメールでどのファイルが変更されたかを通知する機能を追加しました。
子要素全体をクリック可能にするショートコードを追加
ショートコードで囲んだ部分すべてをクリック可能にするショートコードです。
CSSで複雑な指定や位置の調整をすることなく、要素全体をクリックできるようになります。
IPアドレス範囲によるアクセス拒否機能追加
主に中国からの不正と思われるアクセスを自動的に遮断する機能を追加しました。
リビジョン数変更機能を追加
WordPress標準では無制限に保存されるリビジョン(変更内容のバックアップ)数を制限する機能を追加しました。
「HA Utility」→「サイトの最適化」メニュー内の「その他の最適化機能」タブの中にある「リビジョン数を制限する」を有効化し、保存するリビジョンの数と適用する投稿タイプを選択すれば機能します。
ただし、仕様上、投稿や固定ページの編集画面を開き、「タイトル」「本文」「抜粋」のうちのいずれかを変更した上で、公開や下書き保存、保存などのボタンをクリックした際に設定した数のリビジョンを残すようになりますので、一括して現在のリビジョンをクリーンアップしたい場合には、公式などで別のプラグインを使ってメンテナンスしてから本機能を使うようにしてください。
プラグイン一覧からの更新に対応
これまでは以下のダウンロードボタンからダウンロードし、サイトのプラグイン一覧から手動でアップロードして更新する必要がありましたが、本バージョン導入以降は、WordPress公式配布のプラグインと同様にプラグイン一覧から更新できるようになります。
自動更新には対応していませんので、管理画面に更新通知が来たら手動で更新ボタンをクリックしていただく必要があります
リンクやURLが本文内にあるコメントを自動破棄する機能を追加
スパムコメントのほとんどが自身のサイトなどへ誘導するためのURLやリンクを含むものであるという自身の経験測から本機能を追加しました。
URLやリンクが含まれるコメントは、送信者側からは通常通り送信できたように振る舞いつつ、承認待ちにするのでもゴミ箱に移動するのでもなく、自動で完全に破棄されます。
「セキュリティとスパム対策」→「スパム対策」タブで「コメントの自動削除」を有効にするだけで機能します。
特定のコアファイルの変更検知機能を追加
以下に掲載しているファイルの更新時刻を取得し、最終チェック日時以降にファイルに変更があったかをチェックしてダッシュボードウィジェットへ表示します。
- wp-config.php
- .htaccess
- index.php
- wp-settings.php
リスト中のファイルは、WordPress本体の更新時、プラグインによる更新時、コード変更後の保存時、ファイルの入れ替え時以外では基本的に変更がないファイルで、これらに意図しない変更があった場合に、改ざんの可能性を知ることができます。
最新版のダウンロード
最新バージョン 5.9 (2025年12月30日リリース)
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