【Hima Art Utility】について

WordPress plugin Hima Art UtilityWordPress Customize Ideas | Personal WP Customization Notes (PWCN)

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WordPress向け多機能プラグイン【Hima Art Utility】に興味を持っていただきありがとうございます。

【Hima Art Utility】は、私が長らくWordPressを使ってサイト運営をしてきた中で、専用のプラグインまで充実した機能や設定はいらないけど実装しておきたいもの、WordPress標準の機能をちょっと強化したり使いやすくするためのもの、汎用のCMSであるWordPressのセキュリティアップを図るためのものを中心に、いろいろな機能をオールインワンで追加できるようにしたプラグインです。

本ページでは、プラグインを作成した経緯、自由に使っていただくようにしている理由、機能の紹介、利用いただく際の注意事項などをまとめていますので、使用前に一読いただくようお願いいたします。

【Hima Art Utility】開発の意図や経緯について

せっかく【Hima Art Utility】に興味を持っていただいたところで恐縮ですが、まず始めにお断りさせていただきたいことがあります。

それは、【Hima Art Utility】は、私がWordPressでサイトを作る際に共通して追加するコードやプラグインの機能を1つに集約した至って個人的な利便性を追求したプラグインであり、広く多くの方に使っていただく目的で開発しているものではないことです。

後述する規約にも記載させていただいておりますが、未来永劫WordPressやサーバー環境の変化に対応した更新版の提供をお約束するものではありませんし、突然の仕様変更や機能の廃止などを行う可能性もあります。

まずはそれを納得いただいた上でご使用いただくことを前提とすれば、たくさんのプラグインを使わなくてもいろいろな機能をこのプラグイン1つで行えるため、プラグイン同士の競合による不具合の発生や表示するコンテンツのスタイルの整合性が確保できるという点で有用なプラグインだと思っております。

基本的には私が長年WordPressでサイトを作ってきた中で、よく共通してテーマに追加していたり、どんなサイトでも大抵必要であろう機能をどんどん追加したものですので、ご自身のサイトでたくさん有効化しているプラグインがあり、本ページを見て集約できるようであればご利用いただく価値があるかも知れません。

サイトで使用される際はこれらすべてをお読みになったものとし、規約に同意ただいたものとしますので、最後までお読みになり、ページ末尾にあるプラグインのダウンロード用リンクから入手・インストールを行ってください。

【Hima Art Utility】の機能と仕様

本プラグインの機能

本プラグインはWordPressを使ってサイトを作る上で欠かせないセキュリティアップを行うための機能を含め、ここで列記しきれない位たくさんの機能が搭載されていますので、各機能の概要については以下のリンク先ページを参照ください。

その他以下のページで本プラグインの設定画面にある項目の一覧を公開していますので、どんな機能があるのか、どれだけたくさんの機能があるのかの参考としてください。

制作・更新時に配慮していること

本プラグインで新たな機能を追加する際や、現行の機能を更新する際には、特にパフォーマンスへの影響を最小限にすること、できる限りセキュアでクリーンなコードで作成すること、WordPressが接続するデータベース内に余分なデータを追加して汚さないようにすることなど、いろいろな配慮をしています。

ここでは具体的にどのようにそれらを達成するのかという点についてを紹介していきます。

不要な機能のプログラムやスタイルなどは極力読み込まないようにしています

本プラグインは、できるだけ1つのプラグインでWordPressでサイトを作る上で必要と思われる機能を実装するために、たくさんの機能を備えています。

逆に、サイトによってはこの機能は必要ないというものもたくさん備わっています。

そして、機能が充実したプラグインであればあるほど、サイトのパフォーマンス(サーバーの負荷や表示速度への影響など)を低下させる可能性があります。

本プラグインでは、有効化時に必要な最小限のプログラム・スクリプト・スタイルなどを除き、各機能の有効/無効の切り替えスイッチを設定画面に設け、有効化した時だけその機能のプログラムを読み込むようにしています。

本サイトでは以下のページで紹介している通り、基本的に本プラグインといくつかのプラグインで構成しており、デモとして本プラグインのほとんどの機能を有効化していますので、本プラグインがサイトパフォーマンスに重篤な影響を与えない設計であることをご確認いただけるかと思います。

プラグイン削除時に極力ゴミデータを残さないようにしています

公式・非公式で配布または販売されているWordPress向けプラグインの中には、有効化するだけでたくさんのデータやデータベース内のテーブルを増やすものがたくさんあります。

またそうした多くのプラグインでは、導入時に追加することはしても、サイトを壊さないようにする、再度同一のプラグインを有効化した際に設定情報を保持するという観点から、プラグインの削除時にそれらを削除しないようになっています。

しかし、WordPressで作るサイトにおいては、いろいろなプラグインを導入してみて、サイトに合うものを探すためにインストールと削除をされる機会が多く、知らないうちに追加されたゴミデータが溜まり、パフォーマンスの低下を招く可能性があります。

本プラグインではプラグインの削除時に以下のデータベース内のデータを削除するように設計していますので、安心して試していただけます。

  • 設定データ(optionsテーブル内のデータ)
  • データベーステーブル

逆にプラグイン削除時には設定データがクリアされ、再インストール&有効化時には再設定が必要となる点に注意ください

なお、投稿や固定ページのコンテンツに紐づく情報(カスタムフィールド値)や本プラグインが追加するカスタム投稿タイプおよびそこに追加したコンテンツについては保持するようにしていますので、一旦プラグインを削除してもそれらが消失することはありません。

投稿や固定ページに紐づく情報を削除したい場合は、本プラグインを有効化した状態でご自身で追加した情報を削除するようにしてください

分かりやすい設定画面作りを心掛けています

プラグインの設定画面の中には、WordPressの操作や仕様、ホームページ作りに慣れていないと意味が分からない単語や説明が多く存在するものもあり、中には個人的見解として、有料版への勧誘を行うためにわざと設定画面を説明不足な状態にして、公式サイトを閲覧するように促してるのではないかと思えるものも少なくありません。

本プラグインでは、できるだけ簡単に、その場で判断して設定していただけるよう、半ば慣れている方には「そんなの分かってるよ」と言われそうなほど丁寧な説明を行うようにしています。

以下が設定画面の表示例です。

【Hima Art Utility】について|Personal WP Customization Notes (PWCN)

もちろん本サイト内でも各機能の解説ページは設けていますが、それを見なくても設定できるように心がけています(本サイトでの解説ページ一覧はこちらからご覧いただけます)。

また、設定画面外で機能の変更をするためのコード(フィルターフック)についても、設定画面内にコード例を含めた解説を行うよう配慮しています。

コードの安全性について

プラグインの更新バージョンの提供を開始する前に、WordPress公式のプラグインである「Plugin Check」を使用してチェックを行い、可能な限りクリーンな形でリリースをしています。

特に、データベースなどに書き込むデータを無害化するサニタイズ処理、HTMLに出力する際にデータを無害化するエスケープ処理をできる限りもれなく指定し、本プラグインによる不正な処理やアクセス、改ざんなどを可能な限り防げるよう配慮しています。

実働サイトでの動作確認を行っています

本プラグインは、基本的に今閲覧されているサイトで開発や改修を行うことで、公開環境での動作確認やパフォーマンス確認をリアルタイムで行っています。

現在、このサイトはカラフルボックス ColorfulBoxというレンタルサーバーを利用し、以下の環境で動作していますので参考にしてください。

WordPressのバージョン6.8.2
PHPバージョン8.3.23
DBの種類とバージョンMariaDB/10.6.19
サーバープログラムLiteSpeed

逆に常に利用できる最新のバージョンで確認をしているため、それ以外のバージョン・環境での確認は行っていませんから、一応ある程度のバージョンでないとプラグインを有効化できないようにしているものの不具合が出る可能性がありますのでご注意ください。

プラグイン使用に関する注意事項・免責事項など

本プラグインは無料でダウンロード、使用いただけますが、冒頭で書いた通り汎用に利用してほしいという観点で公開しているプラグインではありませんので、以下の点に了承いただける方(平たく言えば自己責任で使用される方)、その下の規約に同意いただける方のみ使用してください。

  • プラグインの機能は予告なく停止したり廃止したりすることがあります
  • プラグインの機能や機構を予告なく変更することがあります
  • 本プラグインを有効化したり使用中に発生したトラブルに関してはご自身で対処いただく必要があります
  • 本プラグインについてディスカッションを行うようなフォーラムは設けていません。マニュアル類をご覧になり自己解決していただく必要があります。また、コメントを公開しているページなどから本プラグインに関する質問などをいただいても一切お答えしません。
  • コードセキュリティに関しては、一応Plugin Checkプラグインでチェックをしてクリア(またはクリアになるよう配慮)していますが、本プラグインを使用することで発生したセキュリティ上の問題によるトラブルに関しては一切責任を負いません。

利用に関して(利用規約)

基本事項

この規約は現在のものです。本規約は予告なく変更することがあります。

【Hima Art Utility】(以下「本プラグイン」と表記します)は、現在、ダウンロード、および、すべての機能を無料で使用いただけます。

本プラグインはすべての機能について、最新のWordPressバージョンやPHPバージョンで動作し続けることができるよう更新をし続けていく予定ですが、どうしても対応できない機能については廃止、改変等を行うことがあります。

また、本プラグインの制作者である私に万が一のことがあった場合、または、本プラグインに致命的な欠陥が見つかり、修正が困難となった場合などには、予告なく配布・更新の停止をすることがあります。

本プラグインは、原則上記の動作環境でのみ、開発・動作検証を行っており、すべてのテーマ・環境において動作を保証するものではありません。

本プラグインのインストール、有効化、使用時に起こった貴サイトでの不具合や不都合に関しては補償等一切いたしません。

また、予告なく機能の仕様の変更、廃止を行う場合があります。

本プラグインの全ファイルは、GPL(GNU General Public License)が適用されますので、コードの改変や部分的な使用等を制限することはありませんが、再配布や販売等をする場合には以下を遵守いただく必要があります。

  • プラグイン名、作者、不具合発生時の連絡先等の情報は必ず自身のものへ変更すること
  • コード中のユーザー定義関数名、変数名等は必ず自身のものへ変更すること
  • 再配布・販売をしたプラグインについては、一切の責任を配布・販売者本人が負うこと

本プラグインは、原則として私自身が管理を行うサイト向けに作成したプラグインを配布しているもので、WordPressのバージョンや収容しているサーバー環境によっては使用できないことや、部分的に使用できない機能がある場合があり、使用しているサイトや環境における個々の状況に対しての対処は行っておりません。したがって、機能のリクエスト、改善提案、不具合対応の連絡は原則受け付けておりませんし、本サイト内でコメント欄のあるコンテンツなどから、本プラグインに関する質問等をいただいても原則回答は致しません。

プラグインの更新について

本プラグインの更新については、公式リポジトリのプラグインのように、自動で通知が行われません。

本プラグイン有効化後、ダッシュボードにプラグインの更新および当サイトの新着情報を表示するウィジェットが追加され、定期的にお知らせを受信するようにしています。

【Hima Art Utility】プラグインの更新履歴

現状使われているバージョンよりも新しいバージョンについての案内がダッシュボードウィジェット上にありましたら、リンクから更新内容の確認、および最新版のダウンロードを行っていただき、管理画面のプラグイン一覧から「新規追加」→「プラグインのアップロード」を選択して、アップロード更新を行ってください。

Hima Art Utilityのダウンロードとインストール方法

Hima Art Utilityプラグインの最新版は以下からダウンロードいただけます。

最新バージョン 5.7 (2025年8月28日リリース)

累計ダウンロード数:166回

ダウンロードが終わりましたら、サイトのプラグイン一覧を開き、新規インストールからアップロードインストールを行い、有効化してください。

万が一有効化直後にエラー等が出てサイトがストップした際には、FTPやサーバーのファイルマネージャーを開き、「wp-content」→「plugins」を開くと表示されるプラグインの一覧から「hima-art-utility」を見つけ、フォルダ名をリネーム(何等かの名前に変更)して保存し、プラグインを強制停止してください。その後サイトの管理画面等が開けるようになりましたら、該当のフォルダを削除し、そのサイトでのHima Art Utilityプラグインの使用は避けてください。

WordPress、プラグイン、テーマ等を使用する方全員へのメッセージ

最後に、すべてのプラグイン提供者が同じ意見だとは限りませんが、本プラグインを提供している私自身の思いも含め、公式やその他のサイトで配布されているプラグインの作者の思いを代弁しておこうと思います。

インストールしたプラグインが思ったような動作をしなかった、何等かのエラーが出た、サイトにとって不利益を被ったとして、公式プラグインで酷評をする、時にはフォーラムで誹謗中傷をする、また、SNSや自身のサイトでアンチな発言をされる方が多いように感じます。

そうした行動をする前にただ1つ考察していただきたいのが、貴殿の環境においてのみ発生した事案ではないのか?ということです。

世の中にウェブサーバー(インターネット上にホームページを公開するためのサーバー)は無数に存在します。また、同じサーバーソフトウェアを使っていたとしても、その設定は千差万別です。

更にWordPressというCMSを動作させるという点においても、サイトごとに、ざっと思いつくだけで以下のような違いがあります。

  • そのサイトはサーバー上のどこにインストールされているのか?
  • WordPressのバージョンは何か?
  • PHPのバージョンは何か?また、他とは異なる設定がされていないか?
  • データベースソフトウェアの種類やバージョンは何か?他とは異なる設定がされていないか?
  • サーバーにWAFなどのファイヤーウォール機能があるか?またそのソフトウェアやバージョンは何か?
  • そのWordPressサイトで使用しているテーマは何か?また、そのテーマに自身で加えたカスタマイズの内容は何か?
  • そのWordPressサイトで同時に使用しているプラグインは何か?

プラグインの作者はそうした環境の違いすべてに対してテストを行った上でリリースやメンテナンスをしているわけではありませんし、すべてのテーマやすべてのプラグインとの相性を検証しているわけでもありません。また、それをする術もありません。

中には有料化を目指して開発やテスト版の提供をしている作者もいるでしょうが、根本的には、より便利な使い方ができるような機能を提供したい、サイトの安全性を確保したいという思いで開発や更新をしています。

特に本サイトで配布しているような完全無償のプラグインについては、提供したところで何の見返りもありません。

そもそもWordPressというCMSについて考えても、こんなすばらしいソフトウェアが無償で提供されていることにまず感謝すべきで、そこに機能を追加できるプラグインを提供している人にもまずは感謝すべきだと思います。

そのプラグインで達成できる機能を自身で作成できますか?できるならご自身で作成されればいい話でしょう。

SNSなどではよく「〇〇プラグインに脆弱性がある」というような投稿や、それがあるから使わない方がいいというような投稿を見かけますが、その投稿をされる方は、その脆弱性がどのようなもので、どのような影響が出る可能性があるのかというのを理解されているのでしょうか?それに対応して更新してくれている方に対して当たり前だと思っていませんか?

対応をしてくれているすべての人に感謝すべきですし、フォーラム等で不具合や脆弱性に対する対応をしてくれた作者には最後に感謝の意を表するべきではありませんか?

無料だから使ってやってると思われている方に、少なくとも本プラグインは使用してほしくありません。というよりも語気を強めて言えば使わなくて結構です。

常によいプラグインを提供してくれてありがとう!という感謝の気持ちを持って、あくまでも使用させていただく立場で利用するようにしましょう。