メディアライブラリでのEXIFデータ削除機能の概要と使い方

公開日:2026(令和8)年2月26日/最終更新日:

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WordPressへ既にアップロードされている画像の元ファイルに保存されているEXIF情報をメディアライブラリから削除できるようにする機能です。

機能の概要を説明する前に、WordPressで画像をアップロードした際にどのようなことがされているのかについて触れておきますので、そちらも理解した上で機能を使うかどうかの判断をしてください。

メディア(画像)アップロード時のWordPress標準の動作

特別なプラグインなどを使用していない状況で画像をアップロードした場合、以下のような処理が行われます。

  1. アップロードした元画像を保存
  2. アップロードした元画像の縦または横のサイズ(ピクセル数)が2560pxを超える画像は「-scaled」というスラグが付いた画像ファイルとして作成される(これが元画像の代わりとなる)
  3. アップロードした元画像の向きを判別して自動で回転させ、回転させた画像は「-rotated」というスラグが付いた画像ファイルとして作成される(これが元画像の代わりとなる)
  4. 1.2.3の画像を元に、WordPress本体で指定したサイズ(大・中・サムネイル)の画像、テーマやプラグインで指定されたサイズの画像がそれぞれ生成される

そして、2~4の処理には、GDやImageMagickといった画像処理ソフトが処理を行い、その際にEXIF情報は削除される仕組みになっています。

以上が大まかなアップロード時のWordPressの画像処理プロセスです。

つまりこのプロセスの中で唯一EXIF情報がそのまま残るのは、1のファイルだけということです。そして、前述した通り、2や3が生成された画像は、WordPress標準の画像挿入機能(画像ブロックなど)でフルサイズを選択した時に自動で2や3の画像が選択されて出力されるため、その画像が入手されてもEXIF情報が明らかになることはありません。

問題は、以下のようなケースです。

  • 1のままの画像(高さまたは幅が2560pxを超えないような写真)をアップロードし、画像ブロックなどで「フルサイズ」を選択した場合
  • 2や3の画像が挿入されていても、画像のリンクを1のURLにした場合
  • 2や3が生成された画像であっても、コードやテーマ・プラグインによって元画像(1の画像)のURLを参照して表示している場合
  • 画像ブロックで「拡大表示(ライトボックス)」を有効にした場合の表示画面で拡大表示された画像

これらのケースでは1の画像(EXIFデータの削除されていない画像)が表示され、ダウンロードされれば位置情報などのプライバシーデータが丸わかりになってしまうのです。

画像がサーバー容量を圧迫しないようにするという目的を持つプラグイン(例:ImsanityやEWWW Image Optimizer)は、1の画像(オリジナルの画像)をリサイズする際に2や3を生成するプロセスと同様画像処理を行うと同時にEXIF情報は削除されますので、この機能を使う必要はありません(この機能を有効化しても後述する「削除ボタン」は表示されません)

本機能の役割と動作

本機能は、メディアライブラリの一覧の中でこれらのデータが画像情報に残っているものを検知し、EXIFデータのあるものについて削除ボタンを表示して、クリックと同時に情報を削除するという動作をします。

逆にEXIFデータの存在しない画像については削除ボタンは表示されないように配慮しています。

また、チェックを入れたもののEXIF情報を一括できるようにもしていますので、プライバシー情報をサイトに残したくない場合に重宝する機能だと思います。

本機能で削除されるEXIFデータ

本機能は画像処理ソフトの「GD」と「ImageMagick」に対応しています。

サイトがどちらのソフトで処理しているかはサーバーのマニュアルを見るか、サイトヘルスの詳細情報タブ内にある「メディア処理」→「使用中のエディター」で確認ください

GDで削除されるEXIFデータ

GDはEXIFの個別の項目を削除する機能はありませんので、すべてのEXIF情報が削除されます。

ImageMagickで削除されるEXIFデータ

以下がImageMagickで削除されるEXIFデータです。

  • GPS:位置情報のすべて
  • SerialNumber:カメラのシリアル番号
  • Artist:作成者
  • Copyright:著作権情報
  • UserComment:ユーザーコメント
  • ImageDescription:画像のタイトル・説明

本機能でEXIFデータを削除する際の注意事項

本機能で削除したEXIFデータを復元することはできません。サイト上では削除するもののEXIF情報を保持した画像を残しておきたい場合には、中らず処理前にバックアップを取ってください

処理前にバックアップした画像の詳細を確認した際にEXIF情報が消失している場合、本機能の影響ではなく、画像最適化プラグインやテーマなどの影響が考えられ、この場合もEXIF情報を復元することはできません

また、処理後の画像は以下の方法などを使って必ずEXIF情報が削除されているかを確認してください(いくつかの画像で試していただいて問題なければ大丈夫だと思います)。

  • 削除した画像をメディアライブラリからダウンロードし、画像の詳細情報を確認する
  • フロントエンドでEXIFの削除処理をしたフルサイズの画像が表示されている状態で「名前を付けて保存」し、画像の詳細情報を確認する

最新バージョン 5.9 (2025年12月30日リリース)

累計ダウンロード数:174回

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