【Hima Art Utility】プラグインをバージョン3.4へ更新しました。
今回のバージョンで、PHP7.xでも動くとは思いますが、テストはしていませんので、適用するPHPバージョンは8.0とし、新しく追加された「詳細ブロック」のスタイル追加を行ったため、WordPressバージョンも6.3が必須条件へ変更しました。
更新内容は以下の通りです。
不具合修正・調整など
セキュリティアップデート
設定画面の入力値、フロントエンドの出力時でのデータサニタイズを見直し、セキュリティ強化を図りました。
アコーディオンショートコード内でショートコードが使用できるよう修正
アコーディオンショートコード内で別のショートコードが実行されない不具合を解消しました。
プラグインで使用するアイコンを独自アイコンへ変更
これまでWordPress標準のダッシュアイコン(dashicon)をフロントエンドでも表示できるようにして各種アイコン表示をしていましたが、プラグイン独自のアイコンセットを追加し、それを利用するようにしました。
これにより、以下の部分のアイコンや動作が変更となります。
- 「ホーム」「トップへ戻る」アイコン
- スライドインコンテンツのアイコン
- シェアボタンアイコン(暫定的にTwitterはXのアイコンへ変更し、名称はTwitterのままにしています)
- アコーディオンコンテンツショートコードアイコン
- 段落装飾のアイコン
- リスト装飾のアイコン
また、それらを表示するシーンで自動的にフロントエンドでのダッシュアイコンスタイルの読み込みを行っていましたが、以下のように変更しました。
- ダッシュアイコンショートコードを使用している投稿や固定ページの場合
- 「追加コンテンツ」→「アイコンフォント」設定で「ダッシュアイコンを使う」を有効にした場合
※2の場合はショートコードの有無に関わらず全ページでダッシュアイコンのスタイルが読み込まれます
追加した機能
コメントブロックカスタマイズ機能
コメントブロック(コメントフォーム)の表示のカスタマイズや定型文などのコンテンツを追加する機能を追加しました。詳しくは以下のページを参照ください。
コードブロックで「コピー機能を停止」するブロックスタイルを追加
「ブロックオプション」→「コードブロックのコピーボタン」タブで「コードブロックにコピーボタンを表示」を有効にした場合、すべてのコードブロックでクリックしてコピーを行う動作をしていました。
これだと、コピーを必要としない単純なコードに対しても背景の変化やクリックコピーが効いてしまうため、たくさんのコードを紹介するページでは余分な動作が増えてしまう不都合がありました。
これを解消するため、コードブロック挿入後のデザイン設定へ、新たに「コピー機能を停止」するスタイルを追加し、このスタイルを追加したコードブロックではマウスオーバー時の背景色変化やクリックによるコピーが効かないようにできるようにしました。
「コピー機能を停止」を選択していないコードブロックについては従来通り、クリックコピーの動作が付与されます。
固定ヘッダーに設定項目を追加
「追加コンテンツ」→「固定ヘッダー」タブ内へ新たに以下の設定を追加しました。
- タイトル文字の大きさ
- キャッチフレーズ文字列の大きさ
- サイトアイコンのサイズ
背景画像に背景色を被せる機能を追加
背景画像を使用しコンテンツの背景色などを指定していない場合に、画像によってはページ内の文字などが見えづらくなる問題を解消するため、「ha-color-bg」という追加CSSクラスを付与したブロック・グループに対して透過性を持つ背景色を指定できるようにしました。詳しくは以下のページをご覧ください。
独自アイコンフォント追加 ショートコード追加
プラグイン独自のアイコン(516個)をショートコードなどで自由に挿入できる機能を追加しました。詳しくは以下のページをご覧ください。
「詳細」ブロックへ「警告」「注意」「チェック」のスタイルを追加
WordPress6.3から標準ブロックとして追加された「詳細」ブロックで、以下のようなデザインスタイルを一発で選択できるボタンを追加しました。
詳細ブロック(警告)のサンプル
詳細ブロック(警告)のサンプル
デザイン崩れを防ぐため、ブロック調整で使用できるパディングの値を変更しても、反映されないようにしています。
このブロックはマージン指定をエディター内で行うようになっていることから、デフォルトでも設定がされていません。右メニューのサイズからマージンを追加して調整する必要があります。
詳細ブロック(注意)のサンプル
詳細ブロック(注意)のサンプル
デザイン崩れを防ぐため、ブロック調整で使用できるパディングの値を変更しても、反映されないようにしています。
このブロックはマージン指定をエディター内で行うようになっていることから、デフォルトでも設定がされていません。右メニューのサイズからマージンを追加して調整する必要があります。
詳細ブロック(チェック)のサンプル
詳細ブロック(チェック)のサンプル
デザイン崩れを防ぐため、ブロック調整で使用できるパディングの値を変更しても、反映されないようにしています。
このブロックはマージン指定をエディター内で行うようになっていることから、デフォルトでも設定がされていません。右メニューのサイズからマージンを追加して調整する必要があります。
最新版のダウンロード
最新バージョン 5.4 (2025年2月6日リリース)
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