WordPressを初めてインストールした時に設定する、最初の管理ユーザーのユーザー名。右も左も分からないから「admin」などといった簡単に類推できるものにしてしまったりした後、ある程度サイトが充実した段階で危険性を知って、ユーザー名を変更したいというケースはありませんか?
原則WordPressでは、一度設定したユーザー名は変更できませんが、「Change Username」を使うことで、後からいくらでもユーザー名を変更することができます。
誤操作を防ぐため、このプラグインは常時インストールや有効化をせず、必要な時だけスポットで使用することをおすすめします。
プラグインのバージョン情報・動作確認の環境など
このページでは、現在、WordPress公式より入手可能であり、私的に有用と思うプラグインを紹介しています。
なお、以下の環境およびプラグインバージョン時点での情報ですので、ご覧いただく際には内容が古くなっていることもありますが、ご容赦願います。
プラグイン名 | Change Username |
プラグインの作者 | ibericode |
プラグインバージョン | 1.0.1(本ページ更新時点の情報です) |
言語 | 英語のみですが使用するのに問題はないと思います |
使用しているサーバー | |
WordPressバージョン | 6.2.2 |
PHPバージョン | 8.0 |
使用しているテーマ | Twenty Twenty-Two(子テーマ) |
プラグインのインストール方法・使用方法
プラグインのインストールと有効化については他と同様に以下のいずれかの手順で行えます。
- プラグインの新規追加からプラグイン名で検索してインストール&有効化する
- 上記リンク先の公式ページよりダウンロード後、プラグインの新規追加からアップロードしてインストール&有効化する
プラグインの設定や基本的な使用方法
有効化すると、プロフィール編集ページのユーザー名の欄右側に「Change」というリンクが表示されます。
一度これをクリックすると通常編集不可となっているユーザー名の欄が編集できるようになりますので、ユーザー名を書き換えた後、もう一度「Change」をクリックすれば変更完了です。
念のため、画面最下部にあるプロフィールの更新ボタンをクリックして確定させておきましょう
以下は、プラグインページにリンクされていた、動作イメージ動画です。
プラグイン使用上の注意点やカスタマイズ情報など
このプラグインはユーザー名を簡単に変えられて便利なのですが、環境によっては変更後、ログアウトされてしまうかも知れません(テストした段階ではログアウトはされませんでした)。
ログアウトされてしまった場合、新しいユーザー名とパスワードはブラウザのパスワードマネージャーに登録されていない状態となり、これらを控えていなければログインできなくなってしまいますので、必ず新しいユーザー名と今まで使用していたパスワードは控えてから、ユーザー名の変更をするようにしましょう。
また、管理者権限を持つユーザーだけが登録されているサイトで、いきなりそのユーザーの変更をすると、何等かの不具合があった場合に修復が困難になりますので、必ずテスト用のユーザーを作って、プラグインの動作や変更の動作に問題がないかをテストしてから、目的のユーザーに対してユーザー名の変更を行うようにしましょう。
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