WordPressで、いろいろな条件で投稿を抽出して表示できる「クエリーループブロック」。

とても便利なのですが、以下の機能があるとさらに便利になると常々感じています。

  • 複数の投稿タイプの中から抽出したい
  • カスタムフィールドの値を元に抽出したい
  • 関連投稿として表示したいので、昇順・降順ではなく、ランダムに抽出したい

ただ、これを行うには、面倒かつ知識の必要な措置が必要で、簡単には実装できなさそうです。

そこでおすすめなのが今回紹介する「Advanced Query Loop」。上記のようなクエリーループブロックの絞り込み条件を簡単に拡張できる便利なプラグインです。

プラグインのバージョン情報・動作確認の環境など

このページでは、現在このサイトで使用中で、WordPress公式より入手可能であり、私的に有用と思うプラグインを紹介しています。

なお、以下の環境およびプラグインバージョン時点での情報ですので、ご覧いただく際には内容が古くなっていることもありますが、ご容赦願います。

プラグイン名Advanced Query Loop
プラグインの作者Ryan Welcher
プラグインバージョン1.4.3(本ページ更新時点の情報です)
言語日本語で使用可能
テストしたサーバーカラフルボックス
WordPressバージョン6.3
PHPバージョン8.0
使用しているテーマTwenty Twenty-Two(子テーマ)

★私はこのプラグインの日本語翻訳に参加しています

プラグインの更新履歴中にも以下のような謝辞を掲載いただき、うれしい限りです

プラグインのインストール方法・使用方法

プラグインのインストールと有効化については他と同様に以下のいずれかの手順で行えます。

  • プラグインの新規追加からプラグイン名で検索してインストール&有効化する
  • 上記リンク先の公式ページよりダウンロード後、プラグインの新規追加からアップロードしてインストール&有効化する

プラグインの設定や基本的な使用方法

設定項目はありません。有効化後、ブロックエディター上でクエリーループブロックを追加すると、右のツールバーでこのプラグインの機能による制御を使用するかどうかを選択できるようになります。

通常のクエリーループブロックのオプション項目の下に、プラグイン独自の絞り込みや並び替え用の項目が表示され、それをカスタマイズすることで条件の変更が柔軟に行えるようになります。