特定の投稿や固定ページの編集画面が開けなくなった時の対処

公開日:2024(令和6)年6月4日/最終更新日:

WordPress Trouble Shooting and Repair | Personal WP Customization Notes (PWCN)

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公開してしばらく経過後にある投稿を更新しようと編集画面を開いたとき、実際に起こったトラブルと対処方法の例です。

投稿一覧から編集画面を開くリンクをクリックすると、「重大なエラーが発生しました..」と表示されました。この現象は他の投稿や固定ページでは起こらず、その投稿のみというちょっと不思議な現象でした。

WordPressではこの「重大なエラーが発生しました..」となると、サイトのメールアドレス宛に以下のようなメールが送られてくる仕組みになっています(以下は今回のケースで実際に送られてきた内容の一部です)。

こんにちは。

WordPress には、サイトでプラグインやテーマが致命的なエラーを発生させた場合にそれを検知してこの自動メールでお知らせする機能があります。

今回の場合、WordPress がテーマ 〇〇 でエラーを捉えました。

まずはじめに、ご自分のサイト (URL) を開き、目に見える問題がないか確認してください。次に、エラーが発生したページ (URL) を開き、同様に問題がないか確認してください。

この問題をさらに調査するにはサーバーホストに連絡してみてください。

もしサイトが壊れていてダッシュボードに正常に接続できない場合、WordPress には特別な「リカバリーモード」があります。これによりダッシュボードに安全にログインし、さらに調査をすることができます。

リカバリーモード用のURL

サイトを安全に保つため、このリンクは1日に有効期限が切れますが、ご心配なく。有効期限後にこのエラーが再度発生した場合は、新しいリンクをお送りします。

この問題を解決するためにヘルプを求めた場合、以下の情報を尋ねられるかもしれません。
WordPress バーション6.5.3
現在のテーマ:テーマ名
現在のプラグイン: (バージョン )
PHP バージョン8.2.18

エラー詳細

エラータイプ E_ERROR が..ファイルの 109 行目で発生しました。 エラーメッセージ: Uncaught TypeError: Unsupported operand types: string + string in ..
Stack trace:..ここからエラー内容が出力されていた

今回遭遇したのは、その投稿に挿入されているショートコードでエラーが起きているというもので、メール内のエラー詳細に記述されている内容を確認してプログラムを修正したら開けるようになりました。

また今回はプログラム修正によってショートコードの実行時に起こっていたエラーが解消されたのでことなきを得ましたが、それで解消せず、投稿の編集内容中に何等かのトラブルが含まれている場合は、メールの中に記載されている「リカバリーモード用のURL」で管理画面に入り、その投稿を修正することで解消できます。

こういうトラブルはびっくりしますけど、特定の〇〇だけ..というケースはサイトそのものが壊れているわけではないので、エラー発生時のメールを確認して冷静に対処すれば大丈夫です。



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「PHP Notice: ob_end_flush(): Failed to send buffer of zlib output compression (0) in…」の対処(メモ)