WordPressの環境をPHP8.0以降にした際に、画面の上へ「Warning...」や「Deprecated...」といった謎のメッセージ?が表示されることがあると思います。
これらは、現在のPHPバージョンで、将来的に使えなくなる記述がされている場合に文字通り「非推奨」「警告」として表示されるものであり、きちんと対処すれば、表示されなくなります。
ただ、問題は対処をする/しないではなく、この表示がされる状態にあることです。
この情報を表示するかどうかは、「wp-config.php」というファイルの中にある、以下の記述で制御されています。
define('WP_DEBUG', false); //デバッグモードを有効にする
通常は上記のように、「false」という指定がされていて表示されないようになっているはずなのですが、WordPressを自動インストールした場合や、サーバーの仕様などによっては、これが「true」になっていることがあり、「true」になっていることで、こうした警告などが表示されるのです。
そして、表示される「警告」や「非推奨」のメッセージには、そのサイトの詳細な情報(サーバー内のどこの場所にあるコードなのかなど)が書かれており、そのままにしておくと、知っている方が悪さをするきっかけになってしまうかも知れません。
もしも、警告などを表示させてデバッグ(コードの修正)を行う時でなければ、「false」にして、それらのメッセージを出さないようにしておきましょう。
「wp-config.php」はWordPressにとって非常に重要なファイルです。編集経験のない方が誤った記述をすると、サイトが動作しなくなる可能性がありますから、不安な方は対処できる方にお願いするようにしましょう
冒頭で書いたように、「警告」や「非推奨」に関しては、将来的に使えなくなる可能性のある構文であることには違いないのですが、今のバージョンで即座に使えなくなるものではありませんから、自前で何かのカスタムコードを書いた場合を除けば、プラグインやテーマの作者がそのうち対応してくれますから、待てばよいです。
気になるようでしたら、プラグインページのサポートから作者に警告等が出ている状況を知らせて対処してもらうのも手です。
結構この手の対応についてのページを見ていただいているようで、ひょっとしたら普通にWordPressを使っているだけの方が見て、そもそも表示されていることが問題というのに気づいていなかったら..と思い、補足として公開しておきます。











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