【HABONE】テーマをバージョン1.7へ更新しました
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カテゴリー:テーマ更新情報
このページの最終更新日は2022年4月8日です。情報が古い場合がありますのでご注意ください。
【HABONE】テーマをバージョン1.7へ更新しました。
以下の項目について、不具合対応および機能追加を行いました。
- ブロック形式のウィジェット設定のデフォルトを無効に
- ダッシュボードでの更新通知見直し
- 検索ウィジェットでの全角スペースを半角スペースに変更する
- Google Adsenseのスクリプト遅延読み込み改善
- テーマカスタマイザー項目の装飾
- トップページスライダー画像アップロード時のエラー改善
- ヘッダー画像の高さ設定追加
- ヘッダー画像の出力をトップページに限定
- プライバシーポリシーページへのリンク
- Google Analytics解析用タグの出力(UA GA4両対応)
- モバイル表示時のテーブルブロックを横スクロール可能にする
項目をクリックすると、詳細情報がご覧いただけます。
テーマの更新方法
新しいバージョンのテーマを上書きインストールすることで更新できます。
親テーマ(【habone】)へカスタマイズを行っている場合は、更新を行うことでカスタマイズ内容が消失します。
親テーマへ何等かのカスタマイズをされている方は、「Download Theme」プラグインなどを使って一旦テーマのバックアップを取り、更新後にカスタマイズ内容を復元(バックアップから該当箇所のコピーをするなど)してください。
【HABONE】では更新ごとにカスタマイズ内容の復元をしなくてもよいよう、子テーマの使用をおすすめしています
以下の手順に従って更新してください。
1.【HABONE】の最新バージョンをダウンロードします
2.サイトの管理画面から「外観」をクリックします
3.「新規追加」をクリックします

4.「テーマのアップロード」をクリックします

5.「ファイルを選択」をクリックし、ダウンロードしたパソコン上の更新ファイルを選択します

6.「今すぐインストール」をクリックします

7.以下のような画面になるので、「アップロードしたもので現在のものを置き換える」をクリックします

子テーマの使用をおすすめしています
【HABONE】テーマでは子テーマの使用をおすすめしています
子テーマのダウンロードは以下から行っていただけます(インストール方法は親テーマと同じです)
【HABONE】子テーマのダウンロード
2022年11月30日をもちまして、配布を終了しました
親テーマ・子テーマとも無料でダウンロードして使用いただけますが、今後もテーマ開発や更新を続けられるよう、こちらのページで支援をお願いしています。ご協力よろしくお願いいたします。
【HABONE】テーマ1.7での更新内容
ブロック形式のウィジェット設定のデフォルトを無効に
バージョン5.8以降のWordPressで追加された、ウィジェットの設定をブロック編集できる機能。FSE化の一環ではあるものの、5.9の段階でもまだ見直しがかかっている開発途上状態であります。
【HABONE】テーマでは思わぬ不具合が発生した時のため、また、旧様式の設定画面の方が使いやすいという方のために、「便利設定」→「標準機能の設定」で、「ブロック形式のウィジェットを無効」という項目を設け、チェックを入れることで旧様式のウィジェット設定画面になるようにしております。
しかしながら、この項目を未設定のままウィジェット設定を開いた時にはブロック形式のウィジェットが開いてしまい、長くWordPressを使っていらっしゃる方が戸惑うケースがあることから、テーマインストール時にデフォルトで有効にする(旧様式のウィジェット設定画面が開く)ようにしました。
もちろんカスタマイザー設定のチェックを外せば、ブロック形式のウィジェット設定が使えるようにしています。
この切り替えを行うと、今まで設定していたウィジェットの表示が崩れたりすることがありますから、切り替え後は表示確認と調整をしてください
ダッシュボードでの更新通知見直し
【HABONE】および【HABONE BASE】テーマは更新通知機能を持っていないため、管理画面のダッシュボードに更新情報を通知して、ご自身でアップデートしていただくようにしています。
今までは、テーマ公式サイト(このサイト)の新着記事も含めて表示するようにしていましたが、テーマの更新通知のみに限定して配信するように変更しました。
検索ウィジェットでの全角スペースを半角スペースに変更する
標準の検索ウィジェットでは、全角スペースによる単語の区切りが区切りと認識されず、思わぬ検索結果となる現象を解消するため、以下のコードを追加しています。
この機能は「WP Multibyte Patch」プラグインを使うことで対応可能ですが、使われていない方でも問題が起こらぬよう、テーマ標準機能として実装しました。
「WP Multibyte Patch」と併用しても問題はありません
/***** 検索の全角スペースを半角スペースへ変換 *****/
if ( !function_exists( 'habone_search_space' ) ){
function habone_search_space($query){
if ( is_admin() || ! $query->is_main_query() ){
return;
}
if( $query->is_search ) {
$formtxt = $query->get( 's' );
$formtxt = str_replace(' ',' ',$formtxt);
$query->set('s',$formtxt);
}
}
}
add_action('pre_get_posts','habone_search_space');本機能のコードは【WordPress】検索で全角スペースを使えるようにする方法【2通り解説】を参考にさせていただきました
Google Adsenseのスクリプト遅延読み込み改善
従来からあるGoogle Adsense広告スクリプトを遅延読み込みしてパフォーマンス改善する機能について、2021年7月以降で使えるようになった新コードへ対応しました。
参考:新しい AdSense コードで広告のパフォーマンスを改善する
これにより、スクリプトの遅延読み込み後の処理が若干改善され、ページ上部にある広告についても比較的高速に表示されるようになりました。
テーマカスタマイザー項目の装飾
テーマカスタマイザーのタイトルと説明部分にデザイン要素を加え、見やすくしました。
テーマの更新ではきちんと適用されないため、カスタマイザー画面を表示させた状態で、キーボードの「Ctrl」+「F5」を押してキャッシュをクリアしてください。
トップページスライダー画像アップロード時のエラー改善
PHP8.0環境において、トップページのスライダー画像アップロード後に「公開」ボタンをクリックすると「何かうまくいかなかったようです..」というエラーが出て更新できない不具合を解消しました。
ヘッダー画像の高さ設定追加
ヘッダー画像の高さに550pxと600pxを追加しました。
画像はfit-contentで自動的に拡大・縮小されますので、今まで使用されていた画像もいっぱいに表示されます(小さい画像の場合は荒くなりますので、入れ替えが必要かも知れません)
ヘッダー画像の出力をトップページに限定
これまで、ヘッダー画像またはヘッダースライダー画像の表示を「トップページ」または「ホームページ(あらゆる一覧ページ)」としていましたが、「トップページ」のみに表示するよう限定しました。
ブログタイプ、固定ページ(サイト)タイプのいずれの場合でもトップページのみ表示されます。
今後選択式にする可能性はありますが、本バージョンではトップページのみに限定するようにしました
プライバシーポリシーページへのリンク
管理画面の「設定」→「プライバシー」でプライバシーポリシーページが指定されている場合、全ページのフッターコピーライト表示右へ「プライバシーポリシー」ページへのリンクを表示させるようにしました。
プライバシー設定をしているサイトでこの場所への表示をさせたくない場合は、テーマカスタマイザーの「表示設定」→「その他」で「プライバシーポリシーリンクの表示」のチェックを外します
Google Analytics解析用タグの出力(UA GA4両対応)
Google Analyticsでアクセス解析を行う際のタグをフッターへ自動出力します。
カスタマイザーの「Adsense、Analytics、追加コード」から「Google Analyticsアクセス解析タグ」をクリックして設定できます。
「ログインユーザーを除外」にチェックが入っている場合、サイトにログインしたユーザーがサイトを閲覧しても、解析タグが出力されないようになるため、Analyticsでカウントされなくなります(デフォルトは有効)。
GA4については、「メイン」と「サブ」の測定ID入力項目を設けました。
これは、メインサイトとサブディレクトリにサイトがある場合で、
- メインサイトのアクセス解析結果にサブディレクトリのサイトを含めたい
- サブディレクトリのサイトはサブディレクトリのサイトで計測結果を見たい
という場合に便利です。
GA4の場合、以前のユニバーサルアナリティクス(UA)のように、ビューという概念がなく、サブディレクトリのサイトのみの計測を行いたい場合には、別のプロパティを作成する必要があるため、上記のような形にしました。
参考:Google Analytics 4(GA4)でサブディレクトリにインストールしたWordPressサイトのみのアクセス解析をする方法
メインとサブに同じ測定IDを入力すると2重にカウントされてしまいますのでご注意ください
また、ユニバーサルアナリティクス(UA 2023年7月で廃止予定)のアクセス解析を行われている方のための入力欄も設けていますので、解析する場合はタグ中の「UA-xxxx」の部分を入力してください。
GA4の測定ID、ユニバーサルアナリティクスの「UA-xxxx」が入力されていない場合には、解析タグ自体が出力されないようにしていますので、アクセス解析用のプラグイン等との併用も大丈夫です。
モバイル表示時のテーブルブロックを横スクロール可能にする
本文に挿入したテーブルブロックについて、モバイル表示時には横スクロールできるようにします。
これにより、モバイル表示時でもテーブルレイアウトが崩れないようになります。
デフォルトでONになっていますので、不要であれば、テーマカスタマイザーから「表示」→「その他」を選択し、「テーブルの横スクロール」のチェックを外してください。
作者: ひまあーと(管理人)
WordPress用テーマ「HABONE」の開発、プラグインやテーマの翻訳、WordPressの使い方やカスタマイズ方法などの情報を配信しています。
年齢:50代 趣味/園芸・ペット・卓球






