テーマ切替前に確認したいこと、気を付けたいこと

テーマ切替前に確認したいこと、気を付けたいこと
このページについて
テーマを〇〇にしたら△△できなくなったという声がよく聞かれますが、WordPressのテーマを変更する前に、チェックしておきたいポイントがいくつかあります。本ページでは、テーマ変更前に確認しておきたいこと、変更時にトラブルが起きた場合の対処方法などをいくつか紹介します。

このサイトに限らず、WordPress公式サイト上のテーマや、有料/無料のテーマ配布サイトのデモなどを見て、「このテーマ使ってみよう!」と思ったとき、何の気なしに変更すると思わぬトラブルや不都合が起きることがあります。

ここでは、WordPressのテーマを変更する際に起こるさまざまな事柄や対処方法などについて紹介しておきます。この情報は本サイトで配布しているテーマ【HABONE】テーマシリーズに限らず、すべてのテーマへの変更で起こる可能性がありますから、ぜひ参考にご覧ください。

デザインが大きく変わってしまうことがあります

これは当たり前のお話なのですが、特に初心者の方がテーマの変更をした際にテーマの不具合では?と誤認識される事柄でもあります。

WordPressのテーマは、最終的にどのように表示するのかを決定する部品ですから、切り替えた瞬間からすべてのページが、そのテーマの設定に沿った表示・表現へ変更されます。

また、構造の違いから、元のテーマで追加したCSS(デザインコード)をコピーしても適用されないことがほとんどですので、ご自身で調整を行う必要があります。

特に旧テーマ時代にご自身ではなく、どなたかがカスタマイズしたサイトなどでは、再度依頼いただくか、ご自身で勉強して適用させる必要がありますから注意が必要です。

テーマを切り替えた途端にサイトが動作しなくなることがあります

サーバー環境やWordPress本体のバージョンなどが、テーマの必須要件を満たしていても、すべてのテーマがすべてのプラグインやカスタムコードに対応しているとは限りません(すべての事柄に対してテストしてリリースすることは不可能です)。

テーマを有効化した途端にサイトが動作しなくなるのは、以下の原因が考えられます

  1. サーバー環境やWordPressのバージョンがテーマの動作要件を満たしていない場合
  2. 旧テーマのfunctions.phpへ追記したプログラムなどが、サイトの動作にとって必須である場合
  3. テーマ変更前に使用していたプラグインが新しく有効化したテーマとプログラム競合する場合
  4. その他未知の要因

3は詳しく調べないと何ともなりませんが、1または2の要因であれば、一旦元のテーマへ戻す(テーマリセット)することで、元通り動作するようになる可能性が高いです。

テーマのリセットについては、「WordPressのテーマを強制的に別のテーマへ変更する方法」などを参照ください。

元通り動作するようになったら、順に確認していきましょう。

2と3については、原因の優先順位が反対となる場合がありケースバイケースです

1.テーマの推奨環境にサイト環境が準拠しているかを確認する

まずは環境の確認をしてみましょう。ちなみに【HABONE】テーマシリーズは以下の要件で開発及びテストを行っています。

使用しているサーバーColorful Box(カラフルボックス) BOX2プラン
WEBサーバーLiteSpeed
PHPバージョン7.4および8.0
Mysqlバージョンmysqlnd 7.4.23
WordPressバージョン5.8.1
動作・表示テスト(PC)Google Chrome(95.0.4638.54)
Microsoft EDGE(95.0.1020.30)
Opera(80.0.4170.63)
Mozilla Firefox(93.0)
テストはすべてWindows版(Windows10上)のみで行っています
動作・表示テスト(モバイル)スマートフォンおよびタブレットについては、Google Chromeのデベロッパーツールでのみテストを行っています

本テーマは、構造上、旧ブラウザ(Internet Explorerやバージョンの古いその他ブラウザ)には対応させていません。
また、今後も対応予定はありませんので、旧ブラウザでも正常表示させたい方は、本テーマの使用をご遠慮ください

2.旧テーマのfunctions.phpへ追記したプログラムが原因かを確かめる

意外によくあるのがこの事例です。旧テーマの親テーマや子テーマのfunctions.phpなどへ追加した機能や制御のコードが、貴サイトを動作させる上で必須となっている場合です。

特にカスタム〇〇の付くもの(カスタム投稿タイプ、カスタムタクソノミーなど)に関する記述や、テーマ内ファイルに何かの制限(フック)を与えるものなどがあると、場合によっては動作しなくなります。

そうした時はテーマリセットをした状態(元のテーマで稼働している状態)で、旧テーマのfunctions.phpへ施した追加コードを新テーマの同じファイルへコピーしてから、新テーマを有効化することで解消されることが多いです。

3.競合するプラグインを見つける

環境や追加コードに問題がないことが確認できたら、プラグインを一旦管理画面からすべて停止した上でテーマの切り替えを行ってみてください。これで動作するようであれば原因は2のプラグインとの競合ですので、切り替え後1つ1つ有効化していくことで競合の確認ができます

競合して動作しなくなった段階でもう一度テーマリセットを行い、問題のプラグインを停止、テーマ切替というのを繰り返してください

最終的に、問題のあったプラグインが貴サイトに必要なのかどうかを判断して、テーマを変えるかどうかを判断することとなります。

テーマ独自の機能が使えなくなることがあります

WordPressテーマには、テーマ独自の機能を「カスタムフィールド」という追加フィールドを使ったり、データベース内にそのテーマ専用のテーブルを作って保存や呼び出しをするものがあります(【HABONE】テーマシリーズもカスタムフィールド・カスタム投稿タイプを使用しています)。

これらのファイルやデータは、基本的にそのテーマのみで利用することが可能なので、別のテーマへ変更すれば移行されることはありません。

テーマを変更する際には、旧テーマにどんな機能があり、どう管理しているのかを把握する必要がありますし、新テーマへ機能を移植する、新テーマでの機能へ合わせる(今までのすべてのコンテンツで何かを書き替えたりというケースもあり)ことが必要となりますので、前項のプラグインの件と同様によく考えて変更するようにしましょう。


以上、WordPressのテーマを変更する場合の注意点でした。これを踏まえ、【HABONE】テーマシリーズへの変更も検討いただけましたら幸いです。

サイトへの支援をお願いします

最後までお読みいただきありがとうございました。本記事の内容がお役に立てましたら幸いです。
今後もよりよい情報を提供し続けることができるよう、投げ銭によるサイトへの支援、およびSNSによる拡散をお願いします

作者:

WordPress用テーマ「ha-Basic」「HABONE」の開発、プラグインやテーマの翻訳、WordPressの使い方やカスタマイズ方法などの情報を配信しています。

年齢:40代 趣味/園芸・ペット・卓球